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プルコギは焼肉じゃないけど、肉を焼いた料理のなまえ焼いて食ぉよ

韓国の肉料理にプルコギ(불고기)という料理があります。

へどじ

韓国語で直訳すると、プル=🔥(火)、コギ=🍖(肉)です。

日本ではプルコギを焼肉と表示した看板、メニューが見られます。

本来はプルコギとは醬油ベースのたれに野菜と肉を漬け込んで煮込んだり、炒めたりして食べる肉料理の名称です。

구워요[クォヨ]は韓国語で、「焼きます、焼きましょう」という意味です。

にんじん

焼いてクォヨ(食おうよ)

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プルコギの歴史

プルコギは、2千年程前、朝鮮半島の高句麗の人々が食べていた「メクチョク(貊炙)」と呼ばれた肉料理をルーツとしています。

この料理は、味噌で味付けをした肉を串に刺して炭で焼いて食べることを意味しています。

大昔、狩猟をしていた頃は朝鮮半島も日本も肉を食べていたでしょう。

やがて、仏教を信仰するようになり、穀物、野菜中心の食卓へと変化します。

朝鮮半島では13世紀、元の肉食文化が入り、肉食が復活します。

その後「ソリャミョク(雪夜覓)」と呼ばれる竹串に刺して焼いて食べるバーベキューが登場、さらには「ノビアニ」と呼ばれる牛のヒレやロースを薄く切り包丁で叩いて味付けをして網を使って炭火焼きにした料理が宮廷料理に上がるようになります。

へどじ

これらの肉料理が後に「プルコギ」につながります。

一般的にプルコギは牛肉を醤油、砂糖ベースの甘辛タレに漬け込んだものですが、豚肉をコチュジャンベースのタレに漬けこんだものもプルコギとメニューで出していることもあります。

他の料理でも同じことが言えますが、地域別に味と作り方が異なり種類が多種多様で人々も区別ができないことがよくあります。

クァンヤンプルコギ(光陽プルコギ)とオニャンプルコギ(彦陽プルコギ)は、韓国でおすすめのプルコギ料理店です。

クァンヤン(光陽)は、朝鮮半島南部、全羅南道の東部にある市の名称。

オニャン(彦陽)は、朝鮮半島南部、蔚山市の街の名称。

いずれも首都ソウルから離れた場所ですが、これらのプルコギを扱ったレストランは全国各地にあります。

      

<クァンヤンプルコギ>

<オニャンプルコギ>

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